石原「生徒の皆さんこんばんは！SCHOOL OF LOCK!の普通の講師・Saucy Dog、ボーカルのギターの石原慎也です！」

石原「さあ、昨日でね、ゴールデンウィークが終わりましたけども、皆さん5月病にはなってないですか？宿題があったじゃないですか、僕らが学生の頃。 学生は休みの間も宿題しないといけないんですよ。でも先生って宿題出してる側なんで、休みの間は宿題をしなくて良い。宿題っていうか、仕事しなくて良い、っていうこの矛盾？なんなんでしょうね。」

石原「最近の僕の話なんですけども『ARABAKI ROCK FEST.』とか『JAPAN JAM』だとか『VIVA LA ROCK』だとか、いわゆる“春フェス”と呼ばれるものに出させて頂いたり、ライブに明け暮れたゴールデンウィークだったんじゃないかなと思っております。」




石原「まずは「普通に聞きたい」宛て届いたメッセージを紹介していきましょう。




石原「「akoara」ってどういう由来なんだろう？生徒のみんなのラジオネームの由来を聞いてから、ラジオネームにいちいち触れたくなっちゃうんだよなあ。「akoara」ってなんだろう？「あっこちゃん」、「あきこちゃん」で「コアラが大好き」かな？」

石原「で質問なんだけど、どうだろうな？音楽やってるとギターの質問をもらうことが多々あるんですけども。せっかくこういうメッセージをくれたので、「今夜はギターを始めたら普通に起こること」の授業をお届けしたいと思います！」

石原「まず、ギターを始めたら普通に起こること、その1。Akoaraも言ってたみたいに指の皮がめくれる。そして、指の皮めくれるじゃないですか。で、そのまま強く抑えすぎてると、俺もそうなんだけど、爪の面積が小さくなっていくんですよね。深爪っていうか、爪と皮膚の間が剥がれて痛いの。俺はもう慣れて痛くないんですけど、マジで痛くなる。どんどん爪が短くなっていきました。だから、もう5年か10年ぐらいすると指の爪が無くなるんじゃないかな？ 左は。」

石原「続いて、ギターを始めたら普通に起こること、その2。やっぱり、Fコードでつまずくよね。よく言うじゃない、FとかB♭とかB。この辺は「セーハ」って言って、人差し指で1弦から6弦までを全部こう抑えるの。握力の問題なのかもしれないけど、これがなかなか難しくて、音が出なかったり出づらかったりするから、そこでつまずく人が多いんじゃないかなって思うんですけど。俺もつまずいた人の1人でございまして。 「セーハ」するってことは、そのぶん手を余分に動かしたりしないといけないので、コードチェンジもスピーディにできなかったりとか。だから最初のうちは、その部分でつまずいちゃ、っていう。曲のテンポに合わせて弾きづらくなっちゃったりとかね。」

石原「続いて、ギターを始めたら普通に起こること、その3。今までね、ちょっとネガティブなことを言ってきたんですけども、3つ目は今まで興味なかった音楽とかバンドとかを聴いて「実はこの人たちってこういうことしてたんだ」って新しい発見や気づきがあったり、「簡単そうに聴こえてんのに、意外とテクニカルなことしてるんだな」とか。そういうことが分かるようになってくるんじゃないのかなって思います。俺は吹奏楽部だったから、ベースとかそういうところによく耳がいってたんで、「ベースこういう風に動いてんだな」とか、「ギターこんな難しかったんだ」とか、やってたら分かったり、とかがありましたね。 akoaraもギター始めたみたいですけど、ちょっとでも、役に立てたらいいなと思って、今回この授業をさせていただきました！





＜M：Saucy Dog / poi＞


石原「続いてはこちらの授業に行きましょう。黒板を書きます。」




石原「普通of普通」

石原「果たして、俺とかがね、こういう授業をしても良いのかどうかっていうところがね。僕らのプロモーション的にはマイナスでしかないことではあるんですけども。普通の真ん中、「普通 of 普通」を決めていく授業。前回、生徒の皆さんにこんな宿題を出していました。」

石原「ベッドシーツを洗う頻度を普通に教えて」

石原「ね。ほんとに、バカみたいな質問ね。“不潔な質問”かな？これは、俺の発言が物議を醸したことで生まれたテーマなんですけども、生徒の皆さんは一体どれくらいの頻度でシーツを洗っているのでしょうか？まあ俺は「覚えてない」。 前回洗ったのいつなのか覚えてないぐらいだったから「みんなってそんな洗ってんの？」ってなったの。このスタジオ内で、みんな週に1回だったりとか、2週間に1回、月に1回とかね。でも、こもりお校長に聞いたら「半年経ってないぐらいかな」って言ってたよ。言ってたよね。正直者もいるから、そういう風に。もしかしたら、あんまりシーツは洗わない方が普通かもしれないからね。ここにいるみんなが普通じゃないってことになりますからね。皆さん覚悟しといてください。」







石原「俺近いんじゃない？てか、これラジオネームを言っていい話題なのかな？そうね。てるるるん、ありがとう。正直に答えてくれて。でも俺はね、今は２週間に1回ぐらいで変えてる。続いて。」




石原「新しい質問が来てしまった〜！俺はその、もちろんシーツと一緒に変えちゃうから。今までは、半年とかに1回だったけど、今はもう2週間に1回は変えてるんで。3日に1回変えてるんだね。続いて。」




石原「なるほど。やっぱり！ねえ、みんなどうよ？みんなが普通じゃないからね？あみたん（石原先生のマネージャー）はどんぐらいに1回って言ってたっけ？2週間に1回？すっげえな。あみたんも1人暮らしだよ。みんな変わってるんだよ。うちの職員は。」




石原「ね。ほらほら見ろ！俺より洗ってないやつもいるんだ！続いて！」



石原「だって。いや、俺が言ったわけじゃないよ！「きったな！はずかし！」は書き込みに書いてたんだよ！コーヒーをこぼしてから洗って、その後半年間は洗ってないってことでしょ。その前は洗ってたのかな？この前も洗ってない？2年洗ってなくて、半年前にコーヒーをこぼしたと。いや、でもそんなもんだと思うよ。言ったらさ、マットレスって洗わないじゃん。みんな、マットレスは汚いままだからね！？続いて。」




石原「ほら見ろよ！どう、みんな？みんなが普通じゃないってわかった？こうやって送ってくれてる人もいるんだよ。でも結構、みんな年に4回とか年に2回ぐらいだよ、俺は今2週間に1回ぐらい洗うようにしてみたけど。 これさ、1回調べてほしいんだわ。研究ラボとか行って。もしかしたら「シーツの汚れっていうのは、2週間 ぐらいがピークで、2週間を超えるともう汚れの量は変わりませんよ。それ以上増えることはありませんよ。」かもしれないじゃない。むしろなんらかの影響で下がっていくのかもしれないじゃん。菌の数が。菌同士で殺し合ってね。
どう。みんな？そういう研究結果を期待してます。お願いします。」

石原「というわけで皆さんメッセージありがとうございました。グダグダ言いましたけども「ベッドシーツを洗う頻度の普通」は、「半年に1回とか1年に4回」でしたね。よかったよ。ほら、俺が普通じゃん。やっぱり“普通の講師”なだけあるね。マジで清々しい気分です。でも、洗った方がいいに決まってんだから、洗わないでいいわけないんだからね。洗っていきましょう。」




石原「というわけで、それでは続いての宿題です。続いて生徒の皆さんに教えて欲しいのはこちら。」

石原「「異性のひいてしまう行動の普通」を教えて！」

石原「“男性が”、“女性が”みたいな、今の時代に逆行した質問になっているんですけども。男性がこういうことをしたらひいちゃう、みたいなこと、あるじゃない。「食べ方汚い」とか「コンビニの店員さんにタメ口」とか「声おっきい」とか「物に当たる」とか。そういう人だっているわけじゃん。女性だったらなんだ？俺は女性にひいてしまう行動なんて一切見当たらないから、俺はないんだけど。高校の時に１個だけあったのが、好きな女の子と自転車に乗って一緒に帰ってたの。一緒に帰ってて、自転車隣どうしで。で、前にちょっとだけ大きめの石があって、ガタンってなって。自転車の車体がゴンって浮いてね、お尻からドンってなるじゃないですか。なんかそれ見て、ちょっとひいた。違う、ひいたっていうか、なんかちょっと冷めちゃうみたいな。あるじゃないですか。『蛙化現象』じゃないけど。自分の中で、こういうのひいちゃったな、みたいな。別に、ひきたくてひいてるわけじゃないんだから、みんな。はい。異性のひいてしまう行動に普通を教えてください。生徒の皆さん、ぜひSaucy LOCKS!掲示板に「#普通 of 普通」
とつけてメッセージを書き込んでください。」

石原「さて、そろそろ今夜の授業も終了の時間になってしまいました。 ということで、僕とはまた来週お会いしましょう。普通の講師、Saucy Dogボーカル・ギターの石原慎也でした。」